複数の異なるEAを同じ認証情報に紐づける

複数の異なるEAに対し、同一のEAとして認証を行うことができます。こうすることで、複数のEAをひとつのシリーズとして配布し、EA利用者が口座番号変更した際に全てのEAで変更後の口座番号で認証できるようになります。また、月額利用料も1つのEAに登録された口座番号の分で済むため、利用料の節約にもなります。

 例えば、“XXXXXXXX-XXXXX-XXXXXXXXXXXXX”というMQLAuthIDのアカウントが“SampleEA”というEAMQLAuthに登録し、認証をする場合は、インジケーターのソースコードには以下のように記述することになります。

				
					#define MQLAUTH_ID "XXXXXXXX-XXXXX-XXXXXXXXXXXXX"
#define APPLICATION_NAME "NewEA"
#include <MQLAuth.mqh>				
			

通常であればこの記述はインジケーター毎にAPPLICATION_NAMEの部分をそれぞれのEA名に変更します。例えば“NewEA”というEAの場合は以下のとおりです。

				
					#define MQLAUTH_ID "XXXXXXXX-XXXXX-XXXXXXXXXXXXX"
    #define APPLICATION_NAME "SampleEA"
    #include <MQLAuth.mqh>
				
			

ここで、APPLICATION_NAMEの部分を”NewEA”ではなく”SampleEA”にすることで、“SampleEA”” NewEA”を同じMQLAuthに登録したEA”SampleEA”として認証することができます。すなわち、同じ口座番号で認証したいEAのソースコード内に記述するAPPLICATION_NAMEをすべて“SampleEA”と記述すると、MQLAuthに登録するEA“SampleEA”1つのみで、複数EAを同じ口座番号で認証することができます。